介護士の本音と日常

41歳が考えた事、感じた事を書くだけです。なにか発見があるかもしれない。

『ミニマリストの生活は認知症に影響があるのか?』

  ミニマリストの生活が認知症へ影響を与える可能性があるのか。少し気になってしまって少しづつ確認しようとおもう。

 

 ミニマリストの生活は僕にはできなかった、むしろ僕は非ミニマリストだとわかったので経験を踏まえての考察だ。ミニマリストを否定するものではない。

 

 人の記憶というのはある程度モノに紐づいていたりする。モノを見ることが少なくなるというのが脳の活動にどの程度影響を与えるのかは気になってしまう。

 

 ミニマリストは自分から記憶を思い出す必要がある。何がどこにあるのか、データがどこにあるかを頭で覚えておく必要がある、記憶を起点に記憶を引っ張りだす。自発的な記憶の想起で脳に刺激が与えられる。

 

 非ミニマリストは物理的に置いてあるモノを見ることが記憶の想起のきっかけになる。モノを起点として記憶の想起をして記憶を引っ張り出す。体の動きも記憶の想起のきっかけとして使い脳に刺激が与えられる。

 

 どちらの場合も、何かをきっかけとして記憶の想起を行う点では大きな差は無いように思える。

 僕の経験から言えるのは、あまりにモノが少なすぎると、生活が単調となる。あれはココにあるという感じで体の記憶として覚える感じになるのだ。非ミニマリストが体の記憶として覚えるといったが、ミニマリストにも当てはまることがある。

 ただ、○○をしようという頭の記憶を元に記憶を想起するのだ。非ミニマリストはフライパンをみて「あ、そうだった」とモノを元に記憶を想起する。

 

 両者にはこの様な違いがあるように感じている。では、認知症への影響はというとミニマリストの方が大きくなる可能性もあるように感じる。つまり、自分の記憶を元にして想起するので、元になる記憶を想起する機能が弱くなればより認知症の症状が出やすくなる。

 モノをきっかけの場合は、外部からの刺激で何とか記憶の想起が可能なのである。

 

 実際の脳の記憶の働きを整理しないといけないが、両者の生活環境が認知症へなりやすいなりにくいという違いが生まれるような感覚がする。

 

 海馬の働き、記憶の整理、神経の働き、体の記憶などを含めて考えていきたい。